続・探仏記 ~探仏の旅は続く~

仏像探しに鉄馬童子は今日もゆく・・・

2011年01月

東博と寛永寺

朝から車を飛ばして上野まで。いつもなら電車を乗り継いで2時間のところ、日曜ということもあり道もスイスイ、1時間で到着。10時頃だったので公園の駐車場もまだまだ余裕あり。

・・・ということで久々の探仏スタート! まずは・・・


東京国立博物館

最近、「トーハク?」キャンペーンで盛り上がってるかどうかは知らないが、特に混んでる様子はない。本来であれば「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」展も見るべきなんだろうが、いつも通りに平常展のみに・・・・・名称が総合文化展に変わってた。内容は変わってないんだろうけど。

さっそくいつも通り本館・11室へ直行。レイアウトと展示仏一覧は以下の通り。(クリックで拡大)



①醍醐寺・聖観音菩薩は小ブリでズングリで顔が四角いが衣文の彫りが素晴らしい良仏。続いて②十一面観音は談山神社由来でトーハク一押し仏だったみたいだが、あまり記憶にない。③十一面観音は顔面が後の時代に彫りなおされてるところが惜しいがバランスは◎。

不動明王は動きが少ない。ここからは殆ど撮影禁止。⑤西大寺・如意輪観音は楽しみにしていたのだが、想像と違って六臂・立膝スタイルでなく二臂・半跏で、西大寺・聚宝館で見た仏とは違って残念。

向かって右サイド、⑥観心寺・聖観音はバケツ型宝冠を被るタイプ、奈良博の如意輪と雰囲気似てるかも。⑦秋篠寺・十一面は以前も拝観、⑧櫟野寺・十一面は頭上面が全て欠失しており聖観音状態。

左サイドは四天王がバラバラで4体。真ん中の⑩道成寺・毘沙門天は持物が無いため「こちらにどうぞ」のポーズに見える。どれもあまり自分の好みではなかったかな。

一番奥は⑬三十三間堂・千手観音×3体也。

続く12室は漆工の部屋に変わってしまい仏像は無し。上階の1室では西大寺・釈迦如来(塔本四仏のうち)に再会。大田区蔵・十一面観音や3室の不動明王はなかなか良仏。


その他の部屋も少し回ってみた。石川光明作・「野猪」は結構リアルで良かった。


久々の東博だったが、今ひとつだったような・・・3月後半の展示替えに期待しよう。
ミュージアムショップで書籍をいろいろ探してみたが、こちらも成果なし。
上野恩賜公園内を通って駅に向かう。

途中、上野大仏を発見!これまで何度も通ってたはずだが見つけられないでいた。公園内のメインストリート沿いにあったんでビックリ。今までどこ見てたんだ・・・でっかく「上野大仏」って書いてあるじゃん。階段を上るとパゴダがあり脇には大仏顔のレリーフ。上野大仏のお顔は画像で見てた通り飄々として個性的。

パゴダの中は薬師三尊。時鐘堂(時の鐘)→五條天神社の鳥居→清水観音堂と進む。

来月秘仏公開があるようだ・・・・・でも平日か・・・無理そう・・・っていうか無理!


さて、前哨戦はここまで。昼食後に次の目的地へ向かう。
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日本仏像検定

この所、多忙で探仏どころではなかったが、今日は久々にゆっくりしてる。
まぁ、いつもゆっくりなんだけど。

以前から気にはなってたコチラ↓

申込締切が2月18日、さてどうしたものか・・・あと3週間で決めねば。資格とかそういうのには一切興味がないが、どういう問題がでるのか覗いてみたい感じ。しかしそれだけのために5500円はちょっと高い気もするし・・・自分で言うのも何だが優柔不断この上なし。

で、「仏像検定」でググッってみたら、「学天ぽすと」というサイトを発見↓


取りあえず「中級」と2つやってみて合格。
 
ちなみに問題数が少ないせいもあり、投資もしてないので達成感は殆ど無し。
お時間ある方はどうぞ、1分もかからないんで。

さて、1月は元旦探仏以来どこにも行けてないのでそろそろ重い腰を上げようかと・・・

運慶展も始まってることだし・・・

と言いつつ今日はどこも行かないんだろうけどね・・・

日本の美術 鎌倉時代彫刻三部作

「日本の美術」という国立文化財機構が監修しているマニアックな月刊書籍があって、最新のNo.535~No.537は『鎌倉時代彫刻』の三部作。表紙を見ただけで購入・・・CDで言うところのジャケ買い。薄っぺらいが¥1850/冊と結構値が張る、まぁ中身が濃いんだろうけどね。


なかなか書店でも見かけないのだが、偶然にもそれぞれ別の店で見つけることができた。内容はというと、仏像研究の方々が執筆してるだけに少々論文基調で小難しいところもある。しかし、何よりあまり見かけない仏像の写真があり、眺めているだけでもそれなりに楽しめる。どの号もまだ殆ど文章は読んでないのだが、「鎌倉時代」というお題目なので、慶派の(またはその系統と思われる)仏像が数多く紹介されてるのが嬉しい限り。3冊とも表紙は慶派作と思われる仏像。

No.535 『京都の~』: 一番のヒットは大興寺の躍動的な十二神将。現在、補修中とのことで、完了した際には是非拝観したいものだ。大興寺という寺は初耳。

No.536 『奈良の~』: 表紙になってる東大寺・中性院の弥勒菩薩がイイ!同寺・念仏堂の泰山府君も迫力あり。東大寺、まだまだ「何か持ってる」ね。

No.537 『東国の~』: 表紙に曹源寺・十二神将(巳神)をもってくるセンスに拍手。京都・奈良に比べるとやはり地味だが、実慶・作の大日如来など、未見の良仏はまだ沢山ありそう。


3冊で結構な出費をしてしまったが、しばらくは眺めたり、読んだり楽しめそう。

初・DeAGOSTINI (続き)

昨日のネタの続き。

マガジンのほうは薄っぺらいのだが、最初はこのシリーズの説明や予告が8ページも。正味25ページなのだが、境内図や金堂の仏像配置などそこそこ充実した内容だ。いつも探仏のたびに仏像レイアウトを作成しているので、仏像の絵が入ったこんな配置図があるといいね。

続いてDVD・・・時間は30分程度。映像は結構きれいで、ナレーションは「情熱大陸」でお馴染みの窪田等さん。金堂内陣は仏像13体全てが紹介され◎。五重塔内陣は北面・釈迦涅槃と東面・維摩居士vs文殊菩薩が映った。ひそかに期待していた西円堂だが、静止画っぽいのが2カットのみ・・・残念。できれば千手観音や取り巻きの十二神将も映してほしかったなぁ。今頃気付いたのだが、金堂内陣西側の阿弥陀如来は運慶子息の康勝・作、わざわざ飛鳥調に造ってあるところが凄い。顔つきは慶派の片鱗がうかがえる。

さて、これでお値段¥790は結構お得に感じる。しかし¥1790だと微妙。今後、興福寺・東大寺・薬師寺・唐招提寺・法隆寺(東院)・・・と魅惑のラインナップが続くのだがどうしたものか。ところで、このシリーズは「古寺・仏像」と銘打ってるように仏像を擁する寺もあれば、そうでない金閣・銀閣・南禅寺なども含まれる。従って全部を購入することは無さそうだが、半分以上はやはり気になる。我が神奈川県からは東慶寺・円覚寺・称名寺(金沢文庫)の3つのみ(なのかな?)、鎌倉にあれだけ古寺があるのに少し寂しい限り。

このDVD見終わった後に、TVでJR東海「うましうるわし奈良」の新CM・新薬師寺篇がやってて、どちらかと言えばそちらのほうがオォッと思ったけどね。



いま、ふたたびの奈良へ・・・


あぁ、奈良に行きたい・・・

初・DeAGOSTINI

CMにつられてつい手を出してしまった・・・
DeAGOSTINIのシリーズは初めて購入。


日本の古寺・仏像 DVDコレクション [1]法隆寺 ¥790也
やたらと分厚い。想像してたのとちょっと違う・・・こんな大層な梱包いらないんだけどね。

見開くと書籍の部分とDVDの部分に分かれてる。
まずは書籍の間のアンケート用紙を外して・・・


更に書籍を外して・・・
台紙からDVDの入ってるプラスチックをベリベリ剥がして・・・


あぁ、面倒・・・やっとこ必要なものを取り出すことに成功。
となると・・・台紙(外側のケース)は不要になるわけだ・・・何だか勿体ないゾ。


さて、内容は・・・
パラパラめくってみたが・・・アレッ?夢殿が載ってない・・・
よく見れば今回は西院伽藍のみで、東院は別のようだ。
次回からは¥1000アップの¥1790・・・これが約70回。
全部買ったら大変なことになるなぁ・・・¥124300也。

次はいよいよDVD
・・・こちらは明日にでも。

『ゆく年くる年』で秘仏見たり!

年末恒例、紅白の後はNHK「ゆく年くる年」で締め、新しい年を始める。
(・・・紅白を見てたわけではなく、最後だけチラ見した程度だが)
ここ2年ほどはどんな仏像が紹介されるか楽しみにしてる。
2年前は観世音寺・馬頭観音、1年前は慈恩寺・弥勒菩薩、
そして、今年はコチラ →→→


番組は知恩院からスタート、法然さんかな?


個人的には福井・中山寺がピーク。

これまで拝観してきた大報恩寺・大安寺・浄瑠璃寺の馬頭観音はすべて「立像」で、「坐像」の馬頭は見たことがなかった。三眼の忿怒相は一見すると愛染明王のようにも見えるが、一面六臂の愛染に対して三面八臂で頭上には馬。三面八臂は他の馬頭とも異なるが・・・
 大報恩寺:三面六臂
 大安寺: 一面八臂
 浄瑠璃寺:四面八臂
中山寺・馬頭は腕のバランスや忿怒相がかなりイケてる。33年(中開帳は17年)に一度、平成24年5月20日まで開帳されるとのこと。福井にもこんなに凄い仏像があるのね、ということで福井県の文化財をチェックしてみたところ、他にも凄仏が多々ありそうだ。これは何としても来春まで福井に出向かねば。

番組は45分間、仏像紹介はこれくらいだったかな・・・もう1ヶ所くらいあってもよかったと思うが・・・まぁ贅沢は言うまい。馬頭観音といえば、この中山寺仏と、福岡・観世音仏を是非拝観したいと思ってる。どちらも、いずれ・・・ね。

今年も千手観音で探仏スタート

今年もここにやって来た。

まぁ、人の多いこと・・・
駐車するのにちょっと時間がかかった。
昨年来た時は殆ど人がいなかったけど。


まずは下の方にある弥生神社から参拝。ビックリの大行列!パワースポット・ブームの影響か、不況の時代の神頼みなのか・・・。ま、急いでるわけではないのでいいけど。

恒例のおみくじは・・・「小吉」・・・まぁ、そんなところで。
さて、改めて階段を上がってこちらへ。


龍峰寺

こちらもそこそこ人が並んでる。まずは本堂から。奥の千手観音(お前立?)にお参り。

本堂の裏手に回って・・・一年振りに秘仏・千手観音を拝観。

神奈川で唯一の重文の千手観音。清水寺式で一組の腕を頭上で合わせるタイプ。


今年も良き巡り会いがありますように・・・