続・探仏記 ~探仏の旅は続く~

仏像探しに鉄馬童子は今日もゆく・・・

2011年06月

夏・奈良探仏⑨: 興福寺・東金堂

橘寺で気をよくして、次の目的地へ。向かうは山の辺の道、長岳寺。電車を2回乗り換えてJR桜井線へ。ここで改めてガイドを見ると長岳寺へは最寄駅より徒歩20分とある・・・・この暑さでこれ以上の徒歩は無理だ・・・・ということで断念することにした(後に、この決断を悔いることになるが)。同じ桜井線上の駅である帯解で降りて帯解寺へ向かうことに。到着後、さて拝観・・・・と思いきや、ここは子安地蔵を本尊とする安産祈願の寺・・・・妊婦やら子連れが大勢いて、本堂からは読経・・・・とても拝観できるような状況ではなく。寺は祈る人のためにあるんだから本来の役目を果たしているので諦める。さて、次の電車は40分以上あり待つにはちょっと長い・・・・バス通りまで歩いてみた。15分ほどかかったのだが、こんな歩くのであれば長岳寺行っても問題なかった筈。しかもバスにすぐ乗れたもののバス通りが渋滞で、結局奈良駅にはJR線を待ったほうが早く到着できたというオチ。

前置きが随分長くなってしまったが、奈良駅で既に16時過ぎだったのでもう他で拝観は難しいだろうと判断。駅近くで探仏となればもう残るはココしかない。

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興福寺・東金堂

再びやってきた。初日が国宝館だったから、締めは東金堂で。

(画像はパンフより)         

閉堂近くで、拝観者は自分ひとり。堂内の木枠に腰掛けいろんな角度から拝観。四天王や十二神将を個々に見て回り、あとは10分ほどボーッとしていた。いろいろあったが、終わり良ければすべて良し。今回の探仏は興福寺に始まり、興福寺に終わった。

しかし今日の旅はグダグダだった。本来であれば當麻寺→法隆寺→中宮寺→橘寺→岡寺→壺坂寺→長岳寺→帯解寺と8ヶ寺ほど巡る予定でいたが、実際には2ヶ寺+予定外の興福寺。移動にばかり時間がかかってしまった。

そして夏の奈良は厳しい(といってもまだ本格的ではないだろうけど)。以前、夏の京都旅行で暑さに閉口したことがあったが、それと同等、いやそれ以上に厳しい感じがした。まだ見ぬ仏像を是非、というモチベーションがなければとっくに冷房の効いたホテルに戻っていたことだろう。次は気候の良い春・秋に戻ってきたいものだ。

今回の旅はこれを以って終了(本当は仕事で来てるんだけど・・・)。

夏・奈良探仏⑧: 橘寺

當麻寺で随分パワーを使ってしまった。次はどうしようかと思案した結果、明日香村に向かうことにした。自転車でお気楽探仏という趣向。ここで次の目的地の地図を見たところ、飛鳥駅よりひとつ手前の岡寺駅のほうが近いことがわかり、そちらで下車することに・・・・これが裏目に。

岡寺駅・・・・レンタル自転車の店が無い・・・・地図には書いてあるのに、トホホ・・・・次の電車まで30分以上時間もあるし、ということで飛鳥駅まで歩いてみることに。こんな暑い中、無謀極まりない。途中昼食をとったりしながら30分以上かけて到着、電車待ってたほうがよかった気もする。何とか自転車をレンタルしていざ目的地へ。

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橘寺

自転車で15分くらいだったろうか、門が見えてきた。以前に飛鳥に来た時は目の前を通りながら寄らなかったので、今日は満を持しての訪寺。


最初に観音堂へ。

(画像はTV番組より)
中央厨子に如意輪観音が坐す。何と素晴らしい・・・・・言葉もない。今まで元興寺や奈良博で如意輪観音の美仏を拝観してきたが、それらとはまた異なる美しさ。何より・・・大きい。大きな体ながらゆったりした姿勢でこちらに薄っすらと視線を投げかけている。まぁ、リラックスしなさいな、とでも言われてるような感じが・・・・促されるように座り込んで10分ほど如意輪観音と対話。幸い殆ど人がいなくて観音堂もしばし自分ひとりの状態であった。いやぁ、来た甲斐があった・・・先ほどの苦労など吹き飛ぶ。そういえば右側には毘沙門天もいたと思うが・・・・


観音堂の左隣りにある不動堂は中が暗くて良くわからず、不動明王・文殊菩薩・大黒天と書いてあった記憶はあるが本当に何も見えなかった。観音堂の反対側には経堂があり、こちらは外から覗いた程度だったが、中尊・阿弥陀如来と左側に弘法大師、右側がよくわからなかったが宋風の三人組。


続いて太子堂(本堂)へ。左側から進んで僧像・伝教大師・聖観音(?)、不動明王の脇を通り中央へ。本尊は勿論聖徳太子。右側へ進んで大黒天(?)の脇を通り聖徳太子・虚空蔵菩薩など・・・・う~ん、殆ど思い出せない。


わかりにくいが二面石。何故か親鸞の像があったり・・・・奥にある宝物殿は閉館中。

とにかく、ここは如意輪観音に尽きる。この後、再度観音堂でまったりしてから次へ。本当は岡寺に行く予定だったが、以前に行ったことあったので今回はパス。駅へ戻って次の目的地へ。しかし、レンタル自転車は1000円もしたが結局1時間ちょっとしか乗らなかったなぁ、若干勿体なかったような・・・・でも如意輪観音をじっくり拝観できたことを考えれば安いもの。

夏・奈良探仏⑦: 當麻寺・西南院

まだまだ當麻寺の旅は続く・・・・正直もうそろそろココはいいかな、と思い始めてて・・・・
仁王門のほうに戻りかけていた途中で寄ってみた。

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當麻寺・西南院

こちらは真言宗。またまた別途拝観料が必要。入るとすぐに本堂(?)があり、中には十一面観音、聖観音、千手観音の三尊が祀られてたが、ガラス越しで遠目だったため良くわからず。パンフの画像で確認ができた程度、う~ん残念。


先に進んで展望台からは三重塔両塔が良く見える。(画像はイマイチだが・・・・) そしてこちらも浄土庭園・・・・起伏があって庭としては面白い構造だった。あっと言う間に拝観終了。


この後、中の坊というところがあってそちらに導き観音があるようなことが書いてあったのだが、また別に拝観料が必要ということと、あまりの暑さにバテ気味ということもあり當麻寺を後にすることに。途中、田舎風の交番を過ぎ、当麻寺駅に到着。ちょうど電車が行ってしまった後で20分ほど待つ羽目に。まぁ、急ぐ旅ではないので・・・・しかし當麻寺は広いということを思い知った次第。最初の伽藍だけでよかった気もしたが・・・・



さて、當麻寺にあまりにも時間をかけ過ぎてしまいこの時点でもう11時過ぎ。
法隆寺の金堂、中宮寺を拝観予定だったが断念して別の寺へ向かうことに。
それにしても暑かった・・・・・

夏・奈良探仏⑥: 當麻寺・奥院

當麻寺は変わっていて、実は二宗派が共存している珍しい寺である。
・・・ということをこの後知る。

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當麻寺・奥院

どこからどこまでがどこの管轄か、よくわからないがここ奥院(おくのいん)は浄土宗のようだ。ここからは別途拝観料が必要となる。まず、宝物館に案内される。あまり仏像はないのだが、何といっても配布されたパンフの表紙にある二十五菩薩。阿弥陀三尊を奥に配置し、手前まで二十五菩薩が思い思いのポーズで楽器を手に取り踊りる様は小仏群ながら圧巻。


続いて正面・本堂の中に入れり拝観。本尊は良くわかなかったが仏像ではなかったような・・・・左側には中将姫(かな?)・聖観音・地蔵菩薩、右側には宝冠釈迦如来(両脇不明)と3体ずつ。左隣りの阿弥陀堂の本尊は勿論阿弥陀如来 。でもどれもあまり覚えてない。


この後本堂裏手の浄土庭園へ行ってみたが・・・・想像と違った・・・・浄土庭園と言えば浄瑠璃寺とか、称名寺とか、毛越寺とかにあるような大池の反対側を浄土に見立ててといった感じなのだが、確かに池はある・・・・が向こう側が浄土に思えなかった(残念)。

敷地の端っこにあった門、実はこちらがかつての正門だったようだ。



當麻寺、まだまだ続く。

夏・奈良探仏⑤: 當麻寺

奈良滞在も終盤。今日が最後の奈良探仏になるので朝から気合十分。
今日のコンセプトは『まだ行ったことのない寺を巡る旅』。
宿泊しているホテルから電車を乗り継いで約1時間・・・・

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當麻寺

駅から歩いて10分ちょっと・・・カンカン照りで日陰が少なくもう暑くて・・・・早くも汗だく。
いきなり仁王門が改修中で見れず。

国宝の鐘楼を横目に本堂へと向かう。正面が本堂、左側に金堂、右側に講堂という配置になっており、拝観は本堂で受付けとなっている。

本堂は曼荼羅堂と呼ばれ、本尊は仏像ではなく當麻曼荼羅と呼ばれる西方浄土を描いたもの。展示されていたのは江戸時代に模写されたものらしい。


レイアウトはお寺でもらったパンフにあったもの。わかりやすくていいね、こういうの。実は當麻寺のことはあまり良く知らず、弥勒如来と東塔・西塔がある寺くらいの知識しか持ち合わせていない。右大臣の娘である中将姫が、継母から逃れ女人禁制の當麻寺に入信し、かの當麻曼荼羅を織ったという伝説が残る(と・・・受け売り、あってるかな?)。お嬢様育ちのお姫様があんなデカい曼荼羅を一夜にして織るなんて絶対無理だと思うけど、まぁ伝説ですから。


須弥壇には阿弥陀如来、中将姫が曼荼羅を織ったとされる小部屋には十一面観音が安置されていた。本堂を出ると、係の方が金堂を開けてくれた。画像は表(南側)だが裏扉から入堂、

中央に弥勒仏、四方を四天王、中央前方に不動明王と全6体。びっくりしたのが中尊の弥勒仏が塑像だということ。粘土に麻布を貼り、漆を塗ってその上に金をのせているとテープが解説してくれた。脱活乾漆像の中身を取り除かない版ということか?何にせよ塑像で金が残るのは珍しい。また多聞天を除く四天王3体は皆髭をたくわえた独特の面様。落ち着いたダンディーな雰囲気を醸し出す。後補の多聞天のみ若干怒り基調で青臭さを感じさせる。広目天に踏まれてる邪鬼が特徴的とテープが言ってたが思い出せないなぁ・・・

続いて講堂も開けて頂き入堂。

目が吊り上ってる阿弥陀如来(大)が中尊、その右脇にも温和な感じの阿弥陀如来(小)。、他に不動・多聞天など、左側には大きな地蔵菩薩、手前に千手観音とバラエティ豊かなラインナップ。


これで終わりかと思いきや、この後當麻寺が思ったより広いということを思い知ることとなる。今見たところは中央のほんの一角に過ぎない。有名な三重塔も東塔・西塔共に近くまで行ってみた。オリジナルの両塔が残存するのはここだけのようだ。


當麻寺を更に奥へと進む。

夏・奈良探仏④: なら仏像館

本日の締めは興福寺・国宝館と並ぶ仏像の宝庫へ。

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奈良国立博物館・なら仏像館

携帯電池切れで外装画像はなし。入館時に配布される案内図はわかりやすくて◎。
昨秋に訪問した時から1/3以上は入れ替わっていたように思う。


<↑ クリックで自作の詳細配置図を表示>

あまりに多いので紹介しきれないが、印象に残ったところをかいつまんで・・・

<第1室>
正面入ると元興寺・薬師如来。その前、左右には興福寺の広目天・多聞天(多聞天は現在は奈良博蔵)。四天王のうち3体は奈良博を含む寺外へ流出、残った広目天は手など欠損しているがこれが実に秀逸。欠損してたから寺外に出なくて済んだのかも。奥の中央には海住山寺・十一面観音が特別公開、少しズングリな感じだったが美仏。

<第2室>
左側は僧像群、浄土寺・重源上人はやはり東大寺・俊乗堂像と比べると活力が無いように感じる。法相六祖のうち2体も展示されており、前週の興福寺・国宝館の4体と合わせて6体すべて拝観(こちらの2体共に片膝立てるポーズ)。奥には快慶・作の浄土寺・阿弥陀如来、洗練された巨仏。右側には東大寺・閻魔王と泰山府君・・・・閻魔王はとにかく顔が怖い、今まで見た閻魔像のなかで一番怖い・・・・これ寺にあったら本当に恐ろしい、悪いことはできない、きっと。お堂で公開すべき・・・・世のためにも。

<第3室>
東大寺・法華堂の金剛力士は相変わらずの迫力。

<第6室>
前回と同様、林小路町自治会・弥勒菩薩が快慶初期の作風に似てるなぁ、と感じた次第。

<第7室>
正寿院・不動明王は快慶・作のようだ。誰が見ても快慶・作の醍醐寺・不動明王に似通っているので、そう言われても納得。こちらも快慶らしい非常に洗練された作風。楽しみにしていた愛染明王は、何だか色が所々落ちた冴えない愛染明王に入れ替わっていて残念。

<第9室>
東大寺・十二神将がフル・ラインナップで登場。通路左右に6体ずつ並ぶ様は圧巻だが、作風的には動きがあまりない。

<第10室>
東大寺・釈迦如来(指図堂)は小仏ながらバランス◎、善円・作とのこと。まだまだ持ってるねぇ・・・・東大寺。奈良博蔵・薬師如来は相変わらず目が腫れぼったくて個性的。

<第13室>
面はあまり興味がなかったのだが、快慶・作の三面が展示されていた。確かに顔付きは快慶風だが・・・・あまり興味が湧かないのは何でだろ?



館内を2周して堪能したところで地下回廊へ。

ショップでこれをゲット!

何と左下に興福寺・広目天が写ってますがな!

奈良博蔵および寄託仏がほぼ全て掲載されてて

1000円也・・・・何というお得感。

なら仏像館でグッと来た方は購入することをお勧めする。


この後、西新館で「珠玉の仏教美術」展を見たがまったく覚えてない・・・・
行き当たりばったりで巡った一日だったが内容も戦利品も充実。
次週も是非この調子で・・・・(休めれば)

夏・奈良探仏③: 東大寺・戒壇堂

転害門の先でバスを降り、ブラブラと東大寺に向かって歩き出す。二月堂の方向を示す案内板があり、それに従って進んでいく途中で、そう言えばこの辺りに戒壇堂があったっけ、と思い立ちそちらに向かうことに。

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東大寺・戒壇堂

戒壇院というのもあるんだけど、戒壇堂とはどう違うか・・・・戒壇堂は文字通りお堂のあるところで、戒壇院は千手堂などを含むその辺り一帯の総称のようだ、なるほど。




戒壇堂に向かう階段(洒落ではない・・・)、この構図が好き。千手堂のほうから見た戒壇堂というのも正面とは趣が異なり面白い。


(ポストカードより)
中におわすのはご存じ四天王。静かな空間の四隅に佇む美仏群。最早説明不要。

戒壇堂の門を出て右側に進むと、千手堂があるが普段は公開されていない。そのまま道沿いに進むと二月堂に向かう車道に出た。バス停からだいぶ遠回りして戒壇堂に来たことがわかる。道路沿いに工場跡地を改装した喫茶「工場跡事務室」を発見、立ち寄って一休み。

隣のカップルが携帯でシャッター音立てて店内を撮影しまっくてるが若干腹立たしかったが、自分もカメラを持ってないので便乗して携帯で1枚だけ「ピピッ」と(同罪)。

もう15時過ぎ、あと1ヶ所くらいは回れそう。バスを待つもなかなか来ないので興福寺方面に歩くことに。見えてきたのは奈良博・・・・そうだ、奈良博行こう! ということで次の目的地へ。

夏・奈良探仏②: 般若寺

まだ奈良に滞在中。午前中は洗濯などでアッと言う間に過ぎ去り、午後からノコノコと出かける。特に目的地は決めていなかったが、白毫寺あたりに行ってみよう、とバス停で時刻表を確認すると30分以上もある・・・・どうしよう・・・・思ってると目の前に停まったバスの行き先表示板に「般若寺」の文字が!成り行きで般若寺に向かうことに・・・・

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般若寺

国宝の楼門も久しぶり。


境内には早咲きコスモスがパラパラと。早速本堂の文殊菩薩を拝観。こちらの文殊さんは若々しい顔立ちが特徴、獅子の怖い顔付きとのコントラストがまた良い。




(画像はパンフより)


以前にも思ったが、渡海文殊だったら更に良かったんだけどねぇ・・・右側の厨子(?)内にはそれらしい一群がいるのだけど、一緒にはしてもらえないようで。本堂を出て堂の縁側に腰掛け、しばし紫陽花をボーッと眺めてた。こういう暢気な感じが結構好きだったりする。


境内をグルッと一周して次の目的地へと向かうことに。こじんまりとしてるが落ち着くいい所。

・・・・と言っても行き先を決めてるわけではなく。
戻りのバスの通過点ということで続いて東大寺へ。

夏・奈良探仏①: 興福寺・国宝館

6月中旬から下旬にかけて仕事で奈良に滞在。
その間に3回探仏に出かけることができた。

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初日。
待ち合わせの時間まで小1時間。近鉄奈良駅付近といえばココでしょう。

興福寺・国宝館

2年半振りに国宝館へ。リニューアルしてからは初めて。
平日の昼食時ということもあってか人はまばら。


レイアウトは以下のような感じだったと思う。以前来た時は雑然としてた印象があったが、現在の配置はそれぞれのエリアでまとまりがあって◎。


入るとすぐに仁王頭。修学旅行生が熱心に見ていたのでスルーして先に進むと右側の壁沿いに板彫十二神将が展示されてる。2年半前にも勿論展示されてたが足を止めて見た記憶がない。今回はひとつひとつ確認できた。ショップではこの十二神将のキーホルダーが売ってた。

(画像はTVニュース映像より)
最初のスペースには定朝様の釈迦如来と金が良く残ってる阿弥陀如来。2体とも丈六仏(坐像で2m超え)のため迫力ある。後ろを振り返ると旧山田寺本尊の仏頭。

裏手を通って反対側へ。途中、聖徳太子と地蔵菩薩、いずれも小ぶり。地蔵菩薩は慶派な顔立ち。そして以前に阿修羅をはじめとする八部衆や十大弟子などが展示されてたガラスケースには法相六祖のうち4僧+梵天(相方の帝釈天は根津美術館蔵)。そして運慶作の仏頭の登場、背後には化仏・飛天が舞う。両脇の帝釈天・梵天は一組だと思うが帝釈天のほうが動きがあり、直立の梵天より◎。振り返ると金剛力士と天燈鬼・龍燈鬼のスター仏、これまた素晴らしい。修学旅行生が「これ教科書に載ってるやつだ」と言ってるのが微笑ましい。

仏像ではないが、かつて西金堂の本尊前にあったとされる華原磬(かげんけい)。龍と獅子のデザインが素晴らしい。弥勒菩薩は初めて見るような気がするがあまり印象に残っておらず。

(画像はTVニュース映像より)
最後に八部衆+十大弟子(うち6体)のスペースへ。やっぱり阿修羅だけ真ん中で特別扱い。左右に3体ずつ配置され、頭部のみの五部浄は隅っこのガラスケースに納まる。勿論素晴らしいのだが、何と言っても国宝館でメインなのは元食堂本尊である巨仏・千手観音。これ拝観するだけでも元が取れようというもの。久々にいい仏を拝ませて頂いた。

30分ほどで退館し、境内をブラブラ散策しながら駅へと戻る。





久々だったが、相変わらずの良仏の宝庫。時間があればもっといたかったけど・・・・
この後うしろ髪引かれながら仕事へ。また来ましょう・・・

美しき観音菩薩

久々の休日。
探仏に繰り出したいところだが、
日頃の疲れもたまってることだし
おとなしくしてよう、ということで
引きこもり中。

先ほど見ていたNHK日曜美術館。
金堂壁画をガラス乾板から
「原寸大カラー版」で再現する試み。
観音菩薩の素晴らしきこと。
家に飾ってみたい・・・相応しい部屋はないが。


前回は金堂改修中で見れなかったので、いずれ法隆寺は再訪したい。