続・探仏記 ~探仏の旅は続く~

仏像探しに鉄馬童子は今日もゆく・・・

2011年10月

オリジナルの法華堂

今日のニュース
『東大寺法華堂の須弥壇に仏像8体分の台座跡』
『法華堂 本尊ぐるっと7仏像 須弥壇に台座跡』


記事によると、法華堂の須弥壇は元々・・・

不空羂索観音
日光菩薩&月光菩薩
執金剛神
現・戒壇堂の四天王

・・・という八体が配置されていた模様。

執金剛神は現在の配置のように裏手からしか見えないとすると

こんな感じだろうか?



今ひとつシックリこないなぁ・・・・

とりあえず須弥壇の修理が終わったら

一度実仏で再現して公開してもらいたいねぇ

銀座にある奈良

今日は仕事でザギン(銀座)へ。
地下鉄・三越前駅で降りてA1出口より地上へ・・・・すると目の前に・・・・



こんなところに「奈良」が出現!

中に入って軽く見て回ったが、奥に東大寺・法華堂の不空・日光・月光のパネルがあったり、昨日のブログで書いたカレンダーのうち、「奈良大和路」と「阿修羅」の2点がおいてあった。他にも奈良グッズがあったが、興福寺東金堂の十二神将の横長クリアファイルがあったのが印象的・・・・渋いチョイスだが、果たして売れるのか・・・・いや、これは自分が買うべきだったかも。

とりあえずお客様訪問があったので、後で寄ろうと5分くらいで出てきしまったが、帰りはすっかり忘れてて寄らずじまいface07

また機会があったら寄ってみよう・・・・
その時十二神将クリアファイルがまだ残ってたら絶対買う、いや、きっと買う、たぶん買う、恐らく買う

2012年カレンダー集

もうそういう季節か・・・・




いつも購入しているミニカレンダーの来年の表紙は東大寺・戒壇堂の持国天。



日帰り奈良・京都探仏:(おまけ)110体の仏像

おまけ。

今週いっぱいかけて、10/17の日帰り旅行のことを書いてきたが、読み返しながら拝観した仏像の数をカウントすると・・・・なんと110体(・・・・だいたいね)。もちろん、すべてを覚えてるわけではないが、印象に残った仏群をいくつか・・・・

◆三体の不空羂索観音

一日に不空羂索観音を三体見る機会はそうないと思う。しかも三体全てが巨仏。南円堂仏は悲願の初拝観、坐像ということもあり安定感・存在感バッチリ。光背も凝っててお顔も凛々しい。東大寺仏は数回拝観しているが、今回は宝冠・光背・持物がないシンプルな状態で、これが凄く新鮮で良かった。また、間近で表情もバッチリ良く見れるのも嬉しい。広隆寺仏は前回拝観時の記憶がないため初見同様だったが結構イケ仏。不空羂索観音はこれまで他に大安寺仏や不空院仏など拝観してるが、今回の三体がベスト3かもしれない。(まだ観世音寺には行ってないけど・・・・)

◆新旧(?)の四天王

興福寺で二組の四天王を拝観。南円堂仏(上)は鎌倉時代(慶派・作)、一年に一度しか拝観チャンスがないので見れたのはラッキー。動きは少ないものの、表情・姿勢などリアルで期待通りの凄仏たち。一方の北円堂仏(下)は平安時代の作で、体の一部や持物が欠失してるものもあるが、それが逆にユーモラスな表情や仕草を生み出してる。

◆東大寺のマイナー仏
東大寺ミュージアムに展示されてた仏群のうち、東博「平常展」で青面金剛、なら仏像館で十二神将を拝観しているのでそれほど目新しさはなく。良く見ると青面金剛と十二神将(辰神)の顔の雰囲気がそっくり。同じ仏師の作だろうか?東大寺・・・・・まだ見ぬ凄仏が沢山ありそう。





◆素通りされてしまう仏たち

広隆寺を訪れる殆どの人が霊宝殿へまっしぐら。途中の講堂の三仏は見過ごされがち。こちらの中尊・阿弥陀如来は観心寺・如意輪観音や神護寺・五大虚空蔵菩薩と同じ作風・・・・と言われるが実際雰囲気が似てる。阿弥陀如来の脇侍が虚空蔵&地蔵菩薩というのは珍しい・・・・寛永寺・両大師(阿弥陀堂)でも同じ組み合わせの三体があったなぁ。


◆国宝の十二神将

広隆寺の記事でも書いたが、今回のメインは南円堂とこの十二神将。各尊の名称が通常の十二神将の当て字とは異なっていて、例えば『宮毘羅』(クビラ)は『金毘羅』(若干記憶が曖昧)のような記述だったと思う。見つけてきた画像の六体も名称は若干曖昧だが、インダラとアンテラは双方とも立ち姿が凛々しく強く印象に残っている。もう一度、行きたいと思わせるレベルの高さ。同じ国宝の新薬師寺仏・興福寺東金堂仏と比較しても全く引けを取らない。

◆スタイルに差があり?
広隆寺・霊宝殿の四隅を守護する四天王。このうち多聞天(左)だけ何となくズングリしてるような印象だった。(画像で見るとそうでもないね・・・・) 持国天(右)は戟持ち、増長天は刀剣持ちと、通常とは逆仕様(たまにそういう組み合わせは見かけるが)。十二神将に気を取られててあまりきちんと見れなかったのが残念。




◆新旧(?)の五大明王

大覚寺では本来これに昭和の五大も含めて三組を拝観できるはずだったが、一組は見ることができず残念。霊宝館の二組は東寺・講堂仏と共通点が多く、ポーズはほぼ同一・・・・まぁ、それを言ってしまうと不動明王以外はだいたいどこの五大明王も同じような雰囲気だけど。平安時代(上)組と室町&江戸時代(下)組とで時代に開きはあるが、どちらも迫力があって◎。

◆小仏でも良仏
大覚寺の愛染明王は、西大寺/神護寺/東博/奈良博にある愛染と大きさがほぼ同じで鎌倉時代の小仏。六臂のバランスも良く、左記の愛染群とも肩を並べるくらいのレベルだと思う。難を言えば厨子入りで頭部の獅子冠が見えず、残念。隣の毘沙門天も鎌倉時代の小仏でスタイルもバランスもよい良仏。




他にも北円堂の運慶仏などももちろん良かった・・・・
しかし一日に110体見ても印象に残るのはまぁ一部ですわね。
これで奈良・京都ネタは終了。

<画像はHPなどから拝借>

日帰り奈良・京都探仏:(京都篇②)嵯峨野の迷宮

しつこく続く・・・・10/17のお話。

360度仏像だらけの広隆寺・霊宝館を後にし、受付まで戻ってきた時、何かハガキとか売ってないか確認したところ、やっぱり弥勒菩薩しかなさそうだった。広隆寺は有名だけどメディア露出が少なく、ネットでもそれほど情報が無い。昔、ライブ活動重視で一切テレビに出演しないアーティストがいたけど、そんな感じだろうか?取りあえず「生」を見に来い、と。

さて、時刻はもう15:30過ぎ、あと1ヵ寺がいいところ・・・・ということで再度雷電に乗って嵐山へ。駅でレンタル自転車を調達するつもりだったが、貸し出しは15時までと断られ仕方なく徒歩で移動・・・・途中、目的地を経由するバスが来たので乗ってく。16時過ぎに到着・・・何とか受付に間に合った。(ちょっと前置きが長くなったなぁ)


大覚寺
初見参!駐車場にあるバス停から境内に向けて歩いてく。

表門を潜り、正面の建物で受付。ちょうど秋季特別公開期間中(勿論それ目当て)。

大覚寺は初めてだったのでまったく知識がなかったが、境内が広く、建物も多い。拝観順路はかなり多くの建物を経由、まるで迷宮に迷い込んだよう・・・・こんな感じ ↓

(黄線:往路/赤線:復路)
詳細は省略するが・・・・宸殿(しんでん)→御影堂→御霊堂→五大堂(本堂)と進む。

大覚寺は写経道場のようで、何と本堂である五大堂で写経することができる。五大堂に入ると二人ほどが写経していた。邪魔にならないようにソロリソロリと中央に進み、正面の五大明王を拝観・・・・・え~・・・・暗くてまったく見えません。松久朋琳/宝琳・作の昭和の五大明王がそこにいるのはわかるんだけど・・・・・残念。もっと明るい時間帯だったら見ることができたのかな?仕方ないので次へ。本堂の裏手は大沢池という広~い池があってビックリ。

いよいよ霊宝館へ。


特別名宝展 嵯峨御所 大覚寺の名宝 密教と信仰
<クリックで拡大↓>

密教と言えば、東博の密教展を思い出すが、大覚寺も東寺/仁和寺などと同様に真言宗の一派で密教系の仏画・仏像が充実。霊宝館の中はさほど広くはないが、自分ひとりしかいなくて独占拝観状態!

奥にある2m級の五大明王がまず目に入る。光背が左三尊と右二尊で違うのだが、左側は室町時代、右側は江戸時代に作られたようだ。江戸時代に作った仏師は同じ光背にしようと思わなかったのかな?室町光背は火焔型なので時間も金もかかりそうではあるが・・・・どうせなら合わせてほしかったなぁ。
(画像はHPより拝借)

五尊の中では特に大威徳明王が秀逸で、東寺仏とも共通点が多いように感じた。水牛は顔を真正面に向けてるところは異なるけど。中尊・不動明王は体に比して若干顔が大きいような気もする。

続いて正面左手に厨子入りの50cm級の五大明王。こちらは平安時代で明円・作とのこと。この組でもやはり大威徳明王が◎、水牛は顔を斜めに傾けてる。金剛夜叉明王の光背が若干右に傾いてて気になってしまった・・・・ああいうのは直さないんだろうか?迂闊には触れないんだろうなぁ、きっと。暫くは傾いたままかも(そんなとこ誰も気にしないか)。

対面には厨子入りの小仏・愛染明王、こちらも小仏・毘沙門天、そして十一面観音の三体。愛染明王は厨子の中で頭部が見づらかったが、見えてる部分だけでも良仏であることがわかる。神護寺蔵の康円・作の愛染明王に引けを取らない。毘沙門天も力強い作風で◎。十一面観音だけあまり記憶にないなぁ・・・・

その他、密教系の展示ということで曼荼羅が数種あった。中でも江戸時代の両界曼荼羅は通常と異なり、金剛界曼荼羅が九会(9区画)でなく中央の成身会(1区画)のみ、胎蔵界曼荼羅が外金剛部院(最外院)という一番外側の「その他の神々」を記した部分を省略した図柄で興味深かった。※曼荼羅のことについてはコチラを参照。

仏像の数はそれほど多くはなかったが、内容は充実。五大堂の仏群が見れなかったのは残念だったが、とりあえず3組中2組の五大明王はきちんと拝観できてよかった。


霊宝館を退館し、夢殿みたいな経殿を横目に御影堂裏手→霊明殿→正寝殿と進み元の受付に戻ってきた。

外に出ると入ってきた表門は閉ざされてて、裏手から明智門を抜けて出てきた。

この明智門は明智光秀の居城であった亀山城から移築されてきたものらしい、ホォ~。
ちなみに大覚寺のHPにこんな冊子がアップされてたりする。
http://www.daikakuji.or.jp/images/kaikanandfoods.pdf


このあと10分ほどバス待ち、嵯峨嵐山駅付近で降り、JR線で京都駅へ。振り返れば11時に近鉄奈良駅に到着、20時に京都駅から帰宅、と実質9時間しかいなかったわけだが、その間に奈良・京都の4ヶ寺を巡ることができた。特に急ぐこともなく、平日で混雑もなく、ストレスもなく、非常に心地よい旅だった。そういえば昼食を忘れていた・・・・日帰り奈良・京都も平日であれば「あり」だな、と。

明日は余力があれば番外編でも・・・・

日帰り奈良・京都探仏:(京都篇①)360度の仏像ワールド

まだ続く・・・10/17の話。
奈良から1時間半ほどかけて京都の太秦へ移動。太秦といえば・・・・


広隆寺
約3年ぶりの訪寺。


門を潜ると、懐かしい感じ。左手に薬師堂があったので覗いてみる。

中は・・・・真っ暗で殆ど見えない。中尊は薬師如来だろうけど・・・右側には不動明王らしき像、左手前には僧像、そのくらいしか判別できず、残念。薬師如来の由来が記してあった。
<クリックで拡大>

続いて門から見て右手にある講堂へ。殆どの人が立ち寄らず通過してく・・・・勿体ない。ここにも国宝仏がおわすというのに・・・・ただ、こちらも堂内が薄暗くて見づらいけど。

この講堂には阿弥陀如来を中心に左側:虚空蔵菩薩、右側:地蔵菩薩が安置されている。こちらの阿弥陀さんは観心寺・如意輪観音や神護寺・五大虚空蔵菩薩と作風が似通っており、目が非常に特徴的。また、胸の前で輪を作る説法印を結んでるのも珍しい。左右の両菩薩は、道昌僧都・作(先ほどの薬師如来の由来にも出てきた人物)。

更に奥へと進み、上宮王院太子殿(本堂)へ。鏡のようなものが祀られていた。

額には「以和為尊」(和を以って・・・)、さすが聖徳太子ゆかりのお寺。

いよいよ受付を通って新霊宝殿に到着。

広隆寺と言えば、勿論『国宝第1号』の弥勒菩薩半跏思惟像が有名なのだが、それ以外はあまり知られてないような気がするし、また書籍やネットでも殆ど見かけない。3年前の印象では「大小、沢山あった」といったレベル・・・・今回はじっくり拝観して確認せねば。
仏像配置は以下の通り ↓ <クリックで拡大>


沢山の仏像が雑多に並んでるようだが、実際には分類して配置されている。東方浄瑠璃浄土におわす薬師三尊&十二神将が西側に配置されてるのも不思議な感じ・・・・・・一部端折りながら印象に残ったところを挙げると・・・・

四天王(四隅): 一具だと思うが、多聞天だけズングリしてて若干雰囲気が異なる。増長天が剣をかざし、持国天が戟を持つ・・・通常とは逆のポーズ。
十二神将(左): 今回広隆寺に来たのはこのため!新薬師寺・興福寺東金堂と並んで3組ある国宝十二神将のうちの1組。各尊の名称(当て字)が通常と異なっていたことは覚えているのだが、上記配置図にある字だったかは不明。長勢・作で、それほど動きがあるほうではないが、右から4体目のアンテラ(弓矢検分)と、月光菩薩横のインダラ(斧を持つ)が特に秀逸。
日光・月光菩薩(左): 2体とも眠そう・・・・中尊・薬師如来は秘仏のため厨子の中。
如意輪観音(正面左): 六臂形でなく、中尊と同じ半跏思惟形。真ん中にいてもよさげ・・・・
不動明王(正面左): 両牙が上に向けて生えてる不動の中では最古・・・・って。
大日如来(正面左): 2体とも法界定印(胎蔵界)というのも珍しい。
文殊菩薩(正面右): 五髷スタイル。
吉祥天(右): 5体も並ぶと圧巻、個々はあまり覚えてないなぁ。
埋木地蔵菩薩(右): 透かし彫りの舟形光背が素晴らしい・・・・後補かも。
蔵王権現(右): 有名なピース形。隣の蔵王さんも躍動的。
愛染明王(右): 鎌倉時代の小さな良仏。

中央には弥勒菩薩が3体。うち、中央(宝冠「国宝1号」)と右側(宝髻「泣き弥勒」)の2体は有名だけど、左側は塑像(坐像)で如来形のように螺髪頭と1体だけ異なる容姿。そして振り返ると巨大な3仏・・・・中央の千手観音は脇手の殆どが欠失してる状態だが存在感あり、伏し目がちな顔も印象的。両脇の十一面千手観音不空羂索観音は対照的にほぼ完全な状態。不空羂索観音と言えば、興福寺南円堂と東大寺ミュージアム(本来は法華堂)に続いてこの日3体目、1日でこんなに不空が拝観できるのも珍しいこと。全体的に動きがあまりない像が多かったが、一度にこれだけの良仏が見れる場所もそう無いと思う。
いや正に360度仏像ワールド!ブラボー!!


予定ではこの後に清凉寺や仁和寺に行こうと思ってたが、既に時刻は15:30過ぎ。そちらは諦めて最後の寺に向かうため嵐電に乗り込む。ちなみに太秦広隆寺駅には仏像やおみくじなどが入ってる自販機が置いてあった。


またまた続く・・・・明日が最後になる予定。

日帰り奈良・京都探仏:(奈良篇②)噂のミュージアム

昨日の続き・・・・(10/17のお話)

興福寺は一昨年に仮金堂、昨年に五重塔・東金堂後堂、6月にリニューアル後の国宝館、そして今回は南円堂・三重塔・北円堂と主だったところはコンプリート。何度来てもイイね。

さて、続いてはコチラ。今、話題沸騰中の・・・・(あくまで自分の中で、ネ)


東大寺ミュージアム
さんざん前フリしていたので行かない訳もなく。

南大門を潜ると左手に見慣れない建物が見えてきた。以前はどうなっていたのかまったく記憶にないのだが、違和感なく早くも風景に溶け込んでる感じがする。さっそくゲート・イン!

このポスター、イイよねぇ・・・・

500円払って中へ・・・・レイアウトはこんな感じ↓ (若干記憶が曖昧だが)


こじんまりとしてるけど、展示はそれなりに充実。入ると最初に誕生釈迦仏・・・・昨年「東大寺大仏展」で拝観済み。奥には西大門勅額、小仏だが梵天・帝釈天、仁王、四天王と周囲に八体を配置。次のブースにはメインの不空羂索観音日光・月光菩薩の三尊。
<画像はニュースより拝借>

法華堂で拝観した時と何か雰囲気が違うなぁ、と思ったのだが・・・・そう、宝冠を被ってない!(宝冠自体は展示もなく) 宝冠なし不空もまた良い感じ。法華堂では頭部の印象がボヤけてたのだが、ここではハッキリ顔付きまで印象に残る。この三尊が同時に並ぶのはこれが最後かもしれない、ということと合わせて宝冠なし不空は必見。

次のブースは仏群。右手より「試みの大仏」の弥勒菩薩、見たことがない不動明王坐像(脚の部分が削れてる)、東博で拝観したことがある青面金剛、6月に奈良博で拝観した十二神将より卯・辰・巳の三神(パンフでは6体と書いてあったのだが・・・)というラインナップ。

アッという間に出てきてしまったが、なかなか良い感じの場所だった。平日のせいか、人もそれほどいなかったし悠々拝観できて◎。不定期で展示替えがあるらしいので、また次来る時を楽しみにしとこう。ミュージアムのスペース以外はショップやら何やらあったのだが、あまりきちんと見てこなかった。そもそも建物自体もあまり記憶にないし・・・・まぁその辺は次回にでも。
東大寺には、まだいろいろあるはずなので・・・・期待してます。

続いてミュージアム繋がりで奈良博へ!と思ったのだが月曜休館で断念。
既に昼過ぎ、今回は京都に行きたい所があるので、そそくさと奈良を後にする・・・・

明日は京都篇。

日帰り奈良・京都探仏:(奈良篇①)ついに南円堂の中へ!

昨日の探仏記、まずは奈良篇。

11時に近鉄奈良駅に到着、

脇目もふらず興福寺へ。

前回の訪寺が6月中旬なので、4ヶ月ぶり。

北円堂も特別公開期間中で開扉されてた。

知らなかったが、三重塔も開扉されてる。

これはチェックしなくては!

しかし、まずはこちらから・・・・


<画像はクリックで拡大>


興福寺・南円堂

お堂正面向かって左手より入堂。まず、康慶・作の不空羂索観音の左面が目に入る。その四方を慶派作の四天王(一説には運慶・作とも言わてるらしい)が睨みをきかせてる。ついに興福寺の四組(東金堂・仮金堂・北円堂・南円堂)の四天王全てコンプリート!それにしても四組の中で一番迫力がある、さすが慶派。ここの四天王は邪鬼を踏んでいないタイプ。広目天だけ目の玉がきちんと判別でき、睨まれてる感じ・・・・玉眼ではなかったと思う・・・・他の三体は判別できず。持国天は刀剣、他は全て戟を構える・・・・増長天が一番バランス良かったなぁ。

そして3/4周したところで、不空羂索観音の正面に。とにかく大きくて頼もしい感じ。東大寺・法華堂の不空と双璧をなすと思う。八臂で、中央で合掌、後ろ手は左右に広げ、他は右に錫杖・左に蓮華、右に払子・左に羂索といった持物。背面の壁には不空の絵がかけられていて、持物などまったく同じ構成。じっくり、ゆっくりと二周・・・・若干名同じような行動・・・・そりゃ年に一度ですからねぇ、次はいつ来れるかわかんないし。これだけでも来た甲斐があったというもの。

大満足で次へ・・・・


興福寺・三重塔
予定外だったが、開扉されてるとあらば見ないわけにはいかないでしょう!とりあえず南円堂と同じで300円かかる。塔の通路を一周するだけなのだが、一度に大勢あがれないので4~5名ずつあがってく感じ。少し待ってあがると正面の小窓から中を覗くと、弁才天と童子群がこじんまりと佇んでる(トップのパンフレット参照)。弁才天も不空同様に八臂の姿、拝観が一瞬だったんで何を持ってるかまではわからず・・・童子も何人いたのやら・・・・(あとで説明みたら十五童子だったみたい)。小窓なので一度に1~2名しか拝観できないので、1分も見てられない状態。その後は塔を1周しておしまい。アッという間の出来事であまり思い出せない・・・・

気を取り直して・・・・


興福寺・北円堂
こちらは2年ぶり・・・・前回は「お堂でみる阿修羅展」の時だった。正面から入堂すると、運慶・作の弥勒如来といきなり目が合う。先ほどの不空はスケールが大きかったが、こちらはそれに比べると繊細な感じ。左右に立つ無著・世親の兄弟も超リアル、この風貌で実存していたと思えるくらい(実際は薬師寺・講堂仏みたいにもっとインド系の顔付きだったろうけど・・・)。

興福寺の中では古い方の四天王、改めて見ると欠失箇所が多い。増長天は元々戟をもってたかもしれないが素手だとエイヤと踊ってるようにしか見えず。また、広目天だったか中央の獅噛がなかったり・・・・本来は怖い面々だったんだろうけど、今やユーモラスな恰好で中尊とは好対照。

最も注目されてなさそうなのが脇侍の法苑林菩薩・大妙相菩薩。室町時代の作らしいが・・・・正直なところ運慶仏三尊と平安期の四天王の中にあっては存在感がなくても仕方なし。単独であれば別かもしれないが、どんな容貌だったかも今ひとつ思い出せず・・・・東大寺・大仏の脇侍がいつも思い出せないのと似てる。


この時点で、奈良に到着してまだ1時間弱だがさっそく内容の濃い探仏ができた。

明日も奈良の続きを・・・・

日帰り奈良・京都探仏

今日は何の日?

そう!年に一度の興福寺・南円堂開扉の日。

先週突然思い出した。

ということで、平日だが何とか行けないかと調整して日帰り探仏にGO!

11時過ぎに近鉄奈良駅に到着、そのまま東向商店街を通って興福寺へ直行。



・・・・とここからが肝心なところだけど、まだ画像の整理ができていないのと、

日帰りだけあってかなり強行日程だったので、若干疲れ気味face04

明日から順次記事をアップしていく予定。

開館!

あぁ・・・・・奈良行きたい


しばらくはニュース映像で我慢・・・・


画像を見る限り、それほど広くはなさそう。
中央に不空羂索観音+日光・月光菩薩、
右手に西大門勅額、その手前に誕生仏、
左手に二月堂本尊光背、青面金剛や十二神将など・・・・か。