続・探仏記 ~探仏の旅は続く~

仏像探しに鉄馬童子は今日もゆく・・・

2012年12月

2012年探仏・総集編

先週の奈良探仏の詳細編をアップしようとしていたが、気が付けば30日。
・・・・ということで詳細編は断念して、今年の総集編。

今年は忙しかったこともあり、ほとんど出かけられてない。
後半に少し盛り返した感はあるが・・・・・にしても少なかった。
ざっと印象に残った仏像を列挙。

おっと、今年もあと残り少ないので、もう説明は抜きで・・・・・

■■■■ 1月
・四天王寺

■■■■ 2月~4月
なし

■■■■ 5月
・『ボストン美術館展』@東博
・『総合文化展』@東博
・浄発願寺
・日向薬師


■■■■ 6月
・『解脱上人 貞慶展』@金沢文庫
・称名寺


■■■■ 7月
なし

■■■■ 8月
・興福寺・国宝館
・『頼朝と重源展』@奈良博
・『名品展 珠玉の仏たち』@奈良博
・東大寺・南大門

・高野山・金剛三昧院
・高野山・根本大塔
・高野山・壇上伽藍
・高野山・大門
・高野山・光台院
・高野山・金剛峯寺
・高野山霊宝館
・高野山・遍照光院
・道明寺


■■■■ 9月
・『近江路の神と仏展』@三井記念美術館
・『総合文化展』@東博


■■■■ 10月
なし

■■■■ 11月
・『古都鎌倉と武家文化展』@鎌倉国宝館
・『館蔵仏像名品選』@東博
・寛永寺・両大師


■■■■ 12月
・玉宝寺(五百羅漢)
・法隆寺
・中宮寺
・法起寺
・長岳寺
・安部文殊院
・霊山寺
・興福寺・東金堂



で、今年一番印象に残ったのは・・・・

恵光童子 by 運慶



来年はもう少し積極的に出かけよう・・・・出かけられたらいいなぁ・・・・



来年は良い年でありますように・・・・
来年も良い年でありますように・・・・
来年こそ良い年でありますように・・・・  どれかな

0泊3日の奈良探仏(概要)

今回は1年間ご苦労様と自分を慰労する奈良の旅。初めて往復で高速バスを利用、22日の夜に出発、24日の早朝に帰宅という強行軍。いつもなら長々と書くところだが、あまり時間もないのでとりあえず概要をサラッと。



法隆寺

前回は金堂が改修中だったので、金堂内部に入って拝観するのは初めて・・・ただ金網越しの拝観でちょっと残念。大講堂の薬師三尊、五重塔の塔本塑像も記憶にないので初見だったのかな。一番印象に残ってるのは大宝蔵で拝観した地蔵菩薩。あのドッシリとした安定感がイイ。夢殿では救世観音の厨子は閉じていたが、行信・道詮という二僧の国宝像を拝観することができた(あまり記憶には残ってないが)。



中宮寺

4年前にも入口まで来たが本堂で法要があり断念。満を持しての拝観だったが、魅惑の(伝)如意輪観音とは微妙に距離があり、遠目に黒光りした美しさを感じるのみ。どちらかといえば近代的な本堂のほうがインパクトあった。



法起寺

こちらの十一面観音はまったく記憶になかったが、何とも大きく、そして金色に輝き堂々たる容姿。表情は仏頂面だが素晴らしい。脇にも数体の仏像が安置されていた(あまり覚えてないけど)。



長岳寺

初めて玉眼を嵌入した仏像で名高い阿弥陀三尊。康慶・作との見方もあるが、そもそも康慶の作風があまり理解できていないので、「らしい」か「らしくない」かわからない。本尊よりも向かって右側の観音菩薩の表情がキリッとして一番慶派らしい作風に思えた。反対側の勢至菩薩は、光のあたり具合なのかもう少し柔和な表情に見えた。いずれにせよ、慶派を知るには重要な仏像群。



安倍文殊院

快慶・作の文殊五尊。近づいて眼前に見上げる文殊菩薩には平伏すしかない。快慶の中でも好きな仏像で、何分でも見ていられる。優填王も現実離れした顔付きながら厳格な表情がリアルで素晴らしい。須菩提はあまり気にしたことがなかったが、近くで見ると左肩の衣がはだけて肋骨が浮き出てるところがこれまたリアル。維摩居士だけは後補で、衣紋の彫りも浅く快慶仏とは程遠い。



霊山寺

本尊・薬師三尊の厨子は閉じていたが、目的は周囲の十二神将にあった。ただ堂内が薄暗くよくわからなかったのが残念。絵葉書でも、と思ったがそれもなく少々ガッカリ。右サイドの大日如来、左サイドの阿弥陀如来(いずれも重文)は近くで拝観できた。



興福寺

最後は閉堂直前に駆け込んだ東金堂。いつもながらに十二神将は素晴らしいのだが、今回は四天王に着目。ギョロ目でズングリした体型と動きが少ない姿形が特徴的。文殊・維摩のペアもいいし、脇を名仏たちが固める最強布陣。日光菩薩の指が欠損してたのに今頃気づいた・・・そういえば薬師三尊はあまり注意して見ていなかったかも。


この後、東大寺・南大門にも行ってみたが、真っ暗でまったく何も見えず、ここで探仏終了。
詳細はまた別の機会にでも。

0泊3日の奈良探仏


深夜バスで早朝奈良に到着。
1日中これだけまわってこれから帰路へ。
只今帰りのバス待ち中。
疲れた~

五百羅漢

知人が入院したので見舞いに小田原へ。
その帰りに近くにあるここへ寄ってみた。

玉宝寺(五百羅漢)

出かける前にあることだけ調べて行ったので、どんな所なのかは知らなかったが、名前の通り羅漢像がたくさんあるんだろうと・・・・・

中に入ると・・・・・わぁ・・・・・結構人がいっぱい(そっち?)。ツアーなのか、堂内に動く羅漢(失礼、年配の方)が14~5名いて、しかも写真をバシバシ撮ってる(皆、一眼レフ!)。撮影できるなどと期待してなかったので、こちらはカメラを持参せず、しかたなくスマホで。しかし、撮影禁止とは書いてなかったが、あんなにフラッシュ撮影して大丈夫なのかと心配になる。

配置としては中央に五尊(阿弥陀三尊と二僧)、両脇は"П"の形の雛壇にズラ~~っと羅漢さん達。羅漢ズの上には大日如来、千手観音、地蔵菩薩なども(暗くてよくわからず)。

三十三間堂の整然とした感じはなく、大きさも作風も色彩もそれそれ異なり、まるで「オールスター感謝祭」(TBS)の回答者たちのようにも見えてくる。

近くにいたオバサン達が「知ってる人の顔あった?」みたいな会話をしてる・・・・たくさんいるとそういうことになるのね、どこでも。

気になる仏像があったか、と言われるとそもそも覚えてる仏像がまったく無いのだが、堂内の雰囲気がとてもよく羅漢さんたちのポーズや顔を眺めて回るだけでも面白い。

小さい多宝塔もあったがピンボケだったので画像は無し。地元・神奈川にもまだこういう知らないところはきっとたくさんあるんだろうな、と思いつつ帰路につく。ちなみに最寄駅は・・・・

そのまんまだけど、いいなぁ・・・・こういう駅名。


※帰宅後に調べたら、羅漢像は526体あるとのこと。