久々の更新。

雨の中、鎌倉へ。雨でも駅前から小町通りにかけて人でいっぱい。人ごみを避けて、参道へ。こちらは閑散としてるが、鶴岡八幡宮に着くとまた人が沢山・・・・・

太鼓橋を右側にそれて向かった先は・・・・・

鎌倉国宝館
古都鎌倉と武家文化

レイアウトは以下の通り <クリックで拡大>

今回注目したのは以下の仏像。

■瑞林寺・地蔵菩薩:今回の目玉。めったに拝観のチャンスがないのでラッキー。端正な顔立ち、バランスの取れた体躯、さすが康慶。
■養命寺・薬師如来:康慶地蔵の隣も慶派っぽい雰囲気の薬師、堂々たる体躯。神奈川にもまだまだレベルが高い仏像があるなぁ、と。
■浄光明寺・勢至菩薩:「法然と親鸞」展で三尊形式で拝観しているが、単尊だと全然違って見える。胸から腰にかけて衣文がヨレヨレに波打ってて特徴的、前回は気付かず。
■曹源寺・十二神将の巳神:願成就院・毘沙門天に通じる作風で小ぶりながら存在感あり。
■清雲寺・毘沙門天:これまた小ぶりながら慶派と思われる優品。大きめの兜と右手の短い戟が若干不釣り合いだが、解説の横に兜を外した写真があり、それを見る限りはなかなか良い顔立ち。鎧は隣の巳神に負けないくらいいい仕事ぶり。
■円応寺・初江王:言わずもがな鎌倉の誇る名仏。
■建長寺・宝冠釈迦如来:衣が台座の下まで長々と垂れている。
■常楽寺・観音菩薩:肥後定慶作の可能性がある、と。そうかなぁ・・・・あえて「らしさ」を見つけるとすれば両脇侍の宋風の襞が鞍馬寺・聖観音に似てる気もする。
■覚園寺・十二神将の戌神:動きは若干固いが独特の風貌が特徴。
■證菩提寺・阿弥陀如来:鎌倉仏の中にあって唯一平安仏っぱいおだやかな顔立ち。
■光明院・大威徳明王: 「運慶」展ではコーナーに展示してあって右面が良く見えなかったが、今回は右からも後ろからも見えて◎。ただ運慶作と言われても今ひとつピンとこない。
■佛法紹隆寺・不動明王:小さすぎてあまりよくわからなかったが、慶派と言われればそう見えなくもない。

その他として僧像が3躯並んでいたのだが・・・・寿福寺・明庵栄西→頭四角!、極楽寺・良観房忍性→鼻デカ!、瑞泉寺・夢窓疎石→衣を長々と垂らす・・・・とそれぞれ個性があって面白い。特に栄西は前にも拝観してるはずだが、改めてあの「お顔」が頭にインプットされた。

入った時がちょうど列品解説の最中で、殆どの人が奥側に移動していたため、15分ほどはほぼ独占拝観できて非常によかった。全体的にはちょっと地味な内容だったかなぁ・・・・

帰りは参道、小町通りを離れて西側の道を移動。人は少なくていいが、そのかわり車が多い。途中に寿福寺があったので寄ってみたが、中には入れないようだった。鎌倉の寺院にはそうやすやすとは入れてもらえないのだ。(入口がわからなかっただけかも)


この後、上野まで移動して東博に行こうと思ったが、雨も強くなってきたので断念。